職務経歴書の書き方

① 職務経歴書を作成する時の注意点

はじめて転職をしようとする人が、書き方に困ってしまうのが職務経歴書ではないでしょうか。

転職経験者の人でも実際に書いたことがないという人もいるでしょう。

でも、いくつかのポイントを意識して作成していけば、大丈夫です!!

そもそも職務経歴書とは、何のために書くのでしょう?

最大の目的は、採用担当者に対して、自分の実務能力をアピールすることにあります。

新卒の時は、仕事の適正や意欲などを見極められたと思いますが、転職者の場合、履歴書にある職歴の羅列だけでは、その人がどんなスキルや経験を積んできたのか分かりませんので、職務経歴書の内容から、実務スキルが自社に見合う人材であるかどうかをチェックするのです。

一方、職務経歴や資格などがなくても、応募職種と関連するアルバイトの経験やボランティア、仕事への姿勢・意欲、将来の可能性などの面から自分をアピールすることもできるでしょう。

採用担当者に「この人物に是非会ってみたい」と思わせることができれば、面接へ進むことができますし、採用も決まることでしょう。

特に、履歴書の送付を求めてくる応募先については、職務経歴書の提出を求めれられていなくても、面倒くさがらずに積極的に書くようにしてください。

 

② 職務経歴書の書式

職務経歴書には、正しい書式というものはありませんので、書類として分かりやすくキレイにまとめられていれば、それで良しとされていますが、レイアウトや文字の大きさなど記載の見やすさもアピール要素になりますので、長文でだらだらとしたものにならないようにしましょう。

一般的には、白無地のA4サイズに横書きで1~2枚程度を目安に作成すると良いでしょう。

しかし、自由な形式であることが多いだけに、どうやって書いたらいいのか迷うところですが、『編年体式』と『キャリア式』という代表的な書き方がありますので、今までの経験やスキルに応じて、書き分けていきましょう。

『編年体式』は、過去の職務経歴を時系列で書いていくので、経歴が一目で分かる点が最大のメリットとなります。同一業務での習熟度を伝えるのには、とても有利ですが、下線を引くなどアピールポイントを際立たせる工夫も必要でしょう。業務経験については、「いつ・どんな業務を・どんな役割で・誰と・どんな工夫をして・どんな実績を残したか」を詳しく書きましょう。業務経験のほかに、表彰や資格取得なども書くと自己PRになります。

転職回数が多くい人には、『キャリア式』をおすすめします。異なる会社でも、経験年数を合算して書くことができ、一つの業務に精通していることをアピールするのにとても適しています。具体的には、職務内容ごとに分けたうえで、アピールすべきものから順にまとめると分かりやすいでしょう。

『編年体式』『キャリア式』ともにメリット、デメリットがあると思いますが、どちらか1つに決めずに、自分に合うようにミックスしたり、応募先企業に合わせて使い分けていけると良いですね。

 

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