保育士派遣のキャリア・パートナーズ-保育用語(養護原理)-

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≪養護原理≫

グループホーム・・・施設等で過ごしていた子どもたちや利用者が少人数で住居活動を行うこと。『児童』については特定の養育者と生活を行いながら少しずつ自立が出来るようにする意味を持つ

児童養護・・・児童を養育したり保護をすることだがとても幅広い意味をもつ。児童養護施設では家庭環境があまり思わしくなく、家庭での生活が困難と判断された際に入所する施設である(親族からの虐待、養育者が死別したり養育能力がないと判断など)子どもは自分ひとりや子どもたちだけで生活をしていくことが難しいためにこういった考えが重要視されている

里親制度・・・諸事情により親と一緒に暮らせない子どもたち(死別、養育能力が厳しい、家庭環境の理由から一緒に生活できない)を施設などではなく里親となる家庭で生活をしながら児童を擁護する制度。里親にも様々な種類があるが、里親と生活することでその人が『保護者』になることはあっても、親子になるわけではない。またお互いの希望が一致すれば『養子縁組里親』として血縁関係はないものの『親子』として法的に定めることもできる。

児童虐待防止法・・・2000年5月に制定、同年11月より施行。2004年4月に改正された法律。児童虐待の早期発見、早期対応、適切な保護を目的に制定された。法律化されたことにより、立ち入り検査の権限や警察の援助など、より児童虐待における調査や保護を行いやすくなった。

虐待・・・一方的に暴行を受けることで精神的、身体的に苦しめられること。虐待には『身体的虐待』『心理的虐待』『性的虐待』『ネグレクト(育児放棄)』の4つに分かれている。

身体的虐待・・・一方的な暴行により身体的に損傷が生じていること。暴行によるアザ、骨折、やけどなどがある。一見他の虐待よりも発見しやすそうだが、『しつけ』と言い訳をしたり適当な理由をつけて否定されることもある。

ネグレクト・・・育児放棄とも呼ばれる。この育児放棄には大きく分けて2種類あり、保護者が個人的な理由から養育を拒否している場合と、どのように育児をしてよいのかわからないため、十分な養育が出来ないパターンがある。ネグレクトの具体例として『食事を十分に与えない(栄養失調により発達障害)』『予防接種や定期健診、病院への診察をさせない』『学校へ行かせない。家庭に子どもだけで放置。十分な生活環境を整えない』などがある。

性的虐待・・・近年増えてきている虐待の一つで、心理的・身体的虐待にも大きく関係している。本来自分の血縁関係にあり養育をしなければならない保護者やその兄弟・親戚などから、自分の欲求を満たしたいという自己的な考え方で性的なことを行うことである。外的な判断が難しく、弱みを握られたり自身の秘密を暴露することに恥ずかしさや恐怖があるため、被害者自身が訴えない限り発見は容易ではなく、精神的に大きな傷をおうことになる。

心理的虐待・・・身体的、性的、ネグレクトを含まない虐待のことで、愛情を持って接しない(無視、人として扱わない。接することを嫌がる)などの行動が継続的に続くことで、心を閉ざしてしまう。恐怖感、欝状態などに陥ってしまう。情緒面で大きな障害が生じることがとても多い。

ドメスティックバイオレンス・・・『DV』とも呼ばれ、近年は女性が付き合っている・結婚している男性から暴力を受けていることが大変多くなっている。虐待に近いものがあり、身体に傷を負わせたり、一方的な性的欲求を強要したり、経済活動・言論・行動を制限したりプライバシーを覗き見するなどといったことが挙げられる。

エンパワーメント・・・本来は「力をつける」という意味であるが、福祉においては、福祉サービスを受ける人々が内発的な力を持ち、自らの生活を自らコントロールできること、または、自立する力を得ること。またはそれらを支援することを言う。

アセスメント・・・個人の状態像を理解し,必要な支援を考えたり,将来の行動を予測 したり,支援の成果を調べるソーシャルワークの問題解決の過程のこと。

ノーマライゼーション・・・高齢者や障害者などを施設に隔離せず、一人の市民として基本的人権を尊重され、一緒に助け合いながら暮らしていくのが正常な社会のあり方であるとする考え方のこと.

ホスピタリズム・・・施設病とも言われており、病院や施設などで長期間過ごすことで、情緒面が不安定になったことで身体に異常がでること.自身の家とは違うことで安心感や愛情不足(愛着不足)などが原因といわれ、予防策として密接な触れ合いなどが挙げられる.また子どもだけではなく高齢者、障害者にもこの施設病は関係する.

マルトリートメント・・・虐待よりも広い範囲で考えられており.18歳未満の子どもに対して保護者、保育士、教師などが与える体罰や虐待などのことを言う.簡単に言うと『大人が子どもに対する不適切な関わり方』である.

虞犯少年・・・喫煙、飲酒、深夜徘徊、暴力行動などに対して繰り返し行うことで保護者や学校、警察などでは手に負えないと判断された、少年法適用された少年のこと.また少年=男女ともにさす言葉なので女子もこの中に含まれる.

触法少年・・・14歳未満で刑罰法令に触れる行為をした少年のこと.この14歳というのは、刑法によって責任能力がないという判断から、罪に問われないという規定がある.だが刑罰については罰せられないものの、都道府県知事または児童相談所長から送致を受けた場合に限って、家庭裁判所の審判の対象となる.家庭裁判所は触法少年に対して保護処分を決定する.しかし近年の社会情勢によりこの決まりは今後改正される可能性がとても高い.

レスパイトケア・・・障害者や介護者などを日常的にケアしている家族などの介助者が、心身の充電をし、リフレッシュするために行う家族支援のこと.支援を行うにあたり家族の支えは大変大きな意味をもつものの、介助者も人間の為、体力的精神的にも疲労していくのでこれからは介助者に対しても支援をしていこうという考えである.

家庭学校・・・1899年に留岡幸助が創設した少年救護施設が始まりで、児童自立支援施設の礎となった施設のこと.児童の非行に関しては家庭環境が原因であると考え、家庭的愛情を重要視するべきという考えから創られた.

トラウマ・・・事故、災害、襲われたりなど、過去に起こった衝撃的な出来事から精神的に大きな負担となることで行動が制限されてしまうこと.このトラウマは『心的外傷』とも呼ばれ、その症状や原因は人それぞれであり、身近なことで言うと、離婚、失恋、屈辱、失敗などといった要因から症状が出ることもある.
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